天相星

南斗の印を持つ星。辅佐・信義・体面を司る、命盤の「宰相」。

五行
南北斗
南斗
化気
化気は印
宮主
官禄文星(帝の佐)

概要

天相は水に属し、南斗第五星で司爵の宿、化気は印。官禄文星で帝の佐です。辅佐・信義・協調・体面を司る「宰相」の星で、天相が命宮にある人は、規律を重んじ、約束を守り、生まれながらの調整役です。 古書は天相の人を「言語は誠実で虚偽なく、人の難しみには恻隠の心あり」と評します。天相のエネルギーは「印」——印章、権力の象徴ですが、それは「佐貳」の権力であって「帝王」の権力ではありません。天相の人は補佐に優れ、トップには不向きです。

性格

正直で規律を重んじ、約束を守り、協調性がある。長所は信頼できること。短所は慎重すぎて主体性に欠け、時に「お人好し」。

仕事

行政・管理・秘書・法律・金融など、協調と信義を要する仕事に適する。天相は「宰相」の才で、補佐役が最適。紫微・武曲と会せば良好。

金銭感覚

天相の財は「辅佐」と「信用」から来る。安定収入で大儲けはしない。武曲・禄存と会せば財運良好、煞星なら保証で財を破ることがある。

恋愛・結婚

安定して頼りがいのある家庭的な伴侶。規律を重んじるがロマンに欠ける。紫微・武曲と会せば円満、煞星なら「お人好し」が損をすることがある。

健康

水に属し、腎臓・膀胱・泌尿器系に注意。慎重でストレスを抱えやすく、心労による腎臓病やむくみに注意。リラックスを心がける。

古籍原文

天相属水,南斗第五星也。为司爵之宿,为福善,化气曰印,是为官禄文星,佐帝之位。若人命逢之,言语诚实,事不虚伪。见人难,有恻隐之心;见人恶,抱不平之气。

—— 《紫微斗数全書・諸星問答論》

天相原属水,化印主官禄,身命二宫逢,定主多财福。形体又肥满,语言不轻渎,出仕主飞腾,居家主财谷。

—— 《紫微斗数全書・歌曰》

やさしい解説

古文を現代語で読み解く

古文は天相を「帝の佐」と述べ、皇帝ではなく宰相だとします。天相の人は正直で規律を重んじ、生まれながらの補佐役——ナンバー2としては最高ですが、トップに立つと主体性に欠けます。古書は「言語は誠実で虚偽なし」とも評し、信頼できる「お人好し」です。現代の教訓:「慎重すぎ」に注意。規律は長所ですが、慎重すぎるとチャンスを逃します。安定の上に主体性を加えれば、「印」が独自の権威に変わります。

十二宮の組み合わせ

同じ星でも入る宮が違えば意味は大きく変わります

よくある質問

なぜ天相は「印星」と呼ばれる?

天相は化気が印で、官禄文星で帝の佐です。「印」は印章・権力の象徴ですが、それは「佐貳」の権力——補佐に適し、独断には不向きです。

天相の人の特徴は?

正直で規律を重んじ、約束を守り、協調性があります。短所は慎重すぎて主体性に欠け、時に「お人好し」なことです。

天相と紫微の違いは?

紫微は「皇帝」(リーダー・意思決定)、天相は「宰相」(補佐・協調)。紫微が号令し、天相が実行調整する——同宮(紫相)が最高の組み合わせです。

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